火星で氷に満たされたクレーターを発見
欧州宇宙機関(ESA)が火星の北極圏に直径82キロ深さ1マイル(1.6キロ)にもなるクレーターを発見しました。
深さは、グランドキャニオンごえです。
このクレーターの氷の広さが膨大なため周りの気体が冷やされ下降し、コールドトラップ現象が起こっているため、通年存在しているそうです。
このクレーターは「コロリョフ」と名付けられています。
この「コロリョフ」はソ連のロケット開発指導者のセルゲイコロリョフにちなんだものです。
探査機マーズ・エクスプレスは今後コロリョフクレーターのある地域を集中的に調査し、生命の存在の可能性を探るそうです。