人間が光りの速さで動いたらどうなるのかを高校生が真剣に考えた。
まず光ってどのくらいのスピードで動く?
「光の速さで動いたら」っていう話をする前に光速さを知るべきですね。
光の速さは秒速30万キロメートルと言われています。
と言われてもぱっとこないと思います。僕もわかりません。
一般的には地球7周半です。
結構やばい...
どうやってそんな速いスピードを測ったのかはまた別の機会で記事にしましょう。
それてもガリレオさんすごい。
光速さを変えられないって本当?
この話はむちゃくちゃめんどくさいので、そういうものなのだと割り切ってください。
アインシュタインが提唱した相対性理論によると物質は光の速さを超えないとしています。
超えたら色々と不具合が起こるそうです。
思考実験から考えられた理論だと思うので理解し難いですね。
速度に限界があるのか。
光の速度を超えたら...
ここで考えるのは理論上光速さを超えることができないということです。
しかし、ネット上には超えた場合の思考実験が数多く存在します。
興味深いものばかりなので合わせて紹介します。
じゃあなんで光速を超えることができないことを説明したのか?と思われる方もいらしゃると思います。
僕があえて説明した理由は、相対性理論中心で考えた方がいいと思ったらからです。やはり光速を超えた場合の話になると、あたかも超えられるかのような話になります。
そうなることを防ぐために前置きをはさみました。
というわけで本題に入りましょう。
時間の流れが変わる?
光の速度を超えてしまった場合、
もといそれに近い事象が起こった場合には時間の流れが変わってしまうことが分かっています。
実際にそうなるのかどうかを人間が試したわけではないのは自明ですので、これも思考実験によって裏付けられたと考えていいでしょう。
それではなぜ時間の流れが変わるのか。
それは、全ては光を基準に考えられるからです。
普通、歩いていたら車のスピードの方が早いですよね。
しかし、電車に乗っていたら車の方が遅くなりますよね。
こういうことが光にはおきません。
だから、光の速さはどんな時にも一定であり、どんな運動をしている複数の観測者からも同じように見えます。
これは、ものすごい理論です。
この理論を相対性理論と呼び、世界中で広く知れ渡っています。
この相対性理論を基準として考えると光は進んでいるのに後ろに進んで見えますので時間が戻っているという結果を導くことができます。
なんという不可解な結果だ。